┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃松が丘助産院メールマガジン Vol.50 (2018/04/01) ┃発行者:松が丘助産院 宗 祥子 ┃https://matsugaoka-birth.com/ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 皆様にお届けするのは4月になってしまいましたが、3月の松が丘助産院は、 最後の予定日3月31日の方が無事に予定日通りご出産なさいほっとしています。 3月にご出産された旗のうち、お二人は外国の方でした。 お一人はアメリカの方、もう一人はパラグアイのご出身、 松が丘助産院はこのところ多くの外国の方が来てくださいます。 3月27日には、英語で開催する「赤ちゃんごはんの会」を開催しました。 出身国は、アメリカ、リトアニア、ドイツ、フィリッピン、 など6名の参加がありました。 先生はフランス人ですが英語が堪能で、 松が丘助産院で2回出産し、ラレーチェリーグの指導者資格をお持ちの ジョエルさんにお願いしました。 スタッフもこのところ英語ができる人が増えてきてうれしい限りです。 しかし中国語や、スペイン語、フランス語などもできれば話せると いいなあと感じています。 また産後入院も、中野区の助成を受けた方だけではなく、 杉並区や練馬区、埼玉からもお越しいただいています。 お産後にも皆さんに来ていただきたく、様々な催し物を開催しています。 後半に、ご案内いたしますので是非ご参加ください。 ┼─ メニュー ──────────────────── │@ 3月の松が丘助産院 │A 松が丘助産院、院長宗が中学校でいのちの授業を │B イベントのお知らせ │ 1)4月15日開催『両親学級産後篇』のお知らせ │ 2)新緑の会のご案内 │ 3)赤ちゃんごはんの会 │ 4)産後ドゥーラになって、産後のお母さんをサポートする │   役割を担いませんか? │C 編集後記 ┼─────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ @ 3月の松が丘助産院 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは。 桜があっという間に満開になり、このメルマガを皆様がお読みいただくときは 花吹雪が舞ってていることでしょう。 松が丘助産院は連日赤ちゃんとお母さんの暖かな空気に包まれています。 この原稿は12月から働いている大久保が担当いたしました。 今回は、2月、3月の出産を振り返っていきたいと思います。 まず、経産婦さんのNさん。 Nさんは上のお子さんの出産が早かったこともあり、 妊娠中から注意をしておりました。 当日、助産院到着時は余裕がある様子でしたが、その後ぐんぐんと進み、 到着後2時間半でご出産されました。 入院中に上のお子さんが面会に来られており、微笑ましい光景でした。 次に初産婦さんのMさんは、ゆっくりと進んでいきました。 体勢を変え、整体、階段昇降と出来ることを色々と試みました。 そして3800gの立派な赤ちゃんをご出産されました。 このお二人は新月を過ぎた同時期に陣痛が来てご出産されました。 自然のリズムにあった生活をしていると月の満ち欠けや潮の満ち引きに 身体はよく影響を受けると言われています。 自然のパワーも味方に、 ご自身の力でご出産されていることに本当に感動します。 3月に入ってからのお産は、まず経産婦さんのAさんです。 破水から始まり、本格的な陣痛となるまでは少し時間がかかりましたが、 陣痛が本格的に来てからは2時間程でご出産されました。 次に初産婦さんのMさんです。 予定日を過ぎ、41週1日の夜に待ちに待った陣痛が来て、 順調に進んでいきました。 マタニティヨガで身につけた呼吸を実践し、 身体の力を上手に抜いていました。 旦那さんも献身的にサポートをしてくださいました。 3300gの立派な赤ちゃんをご出産されました。 産後は母乳がとても良く出て赤ちゃんも上手に吸っていました。 また3月半ば過ぎには、パラグアイご出身のTさんがたいへんスムーズな ご出産をなさいました。 ご主人が海外出張の中、お友達がサポートしてくださり、 日本の社会の中でたくさんのお友達に囲まれていらっしゃいます。 また初産婦のYさんは、最初から水中出産をご希望されて遠くから 松が丘助産院を探してきてくださいました。 そして無事に3800グラムを超える大きな赤ちゃんをスムーズに 水の中でお産みになり、お母さんの傷もほとんどなく、 たいへん満足されたご出産でした。 また秋にはNHKの大河ドラマの赤ちゃんを演じることになり、 退院の日に撮影の運びになりました。 ありがとうございます。 ちなみに大河ドラマに出てくる赤ちゃんは、 実はほとんどが松が丘ベビーです。 更に松が丘助産院ではショートステイやデイステイを行っています。 先日ショートステイで利用してくださったSさんは、 当初は助産院での出産を希望してくださっていましたが事情により 周産期センターでご出産されました。 Sさんは妊娠中から生活リズムや食事、運動、睡眠に徹底して気を 配っていらっしゃいました。 その成果もあり、産後の身体の回復や母乳育児が順調に進んでいきました。 とても生き生きと輝いていらっしゃいました。 これもご本人の努力の賜物であると感じました。 季節の変わり目であり、生活に様々な変化が起きる季節となりました。 みなさんお身体に気をつけてお過ごしください。 文責 大久保 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ A 松が丘助産院、院長宗が中学校でいのちの授業を ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3月は、院長宗が中野区の中学校2校に性教育に行きました。 (1月は新宿区の小学校1校に、2月も中野区の中学校1校に行きましたが、、) そして授業の後に、生徒の方々に赤ちゃん抱っこ体験をしてもらいました。 その為お母さんと赤ちゃんの数組の方々にご協力をいただきました。 内容は、中学生に第2次性徴の話に始まり、生理の仕組み、妊娠、出産、 どんな場所で出産できるのか、赤ちゃんはおなかの中でどのように成長 するのかなどお話しします。 助産師としては、若い生徒さんに自然出産の良さや、 母乳の大切さも伝えたく、その点は熱が入ります。 また未熟児の赤ちゃんを育てることの大変さ、しかし未熟児の赤ちゃん ができたときは母親がどんなに苦労して育てたかを知ってもらいたく そこも盛り込みます。 更に、大切なのは望まない妊娠や、性的虐待の意味を自覚して もらう必要もあります。 学校からは、性行為感染症やデートDVの話もしてくださいと頼まれます。 そして、教育委員会の通達により、性行為とかセックスとかの言葉は 避けてくださいと言われ、性的接触という言葉に置き換わります。 (なんだかこの言葉何を意味しているのか分かりませんし、 かえってわいせつな感じがするのですが、、、、、) これだけの内容を50分で(無理でしょう!!!) 話してくださいと頼まれます。 せめて60分くださいと、交渉しています。 せめて、どこか一点でも心に残ってほしいと、 考えながら一生懸命、話します。 必ず、生徒さんたちに途中で「出産するとか、お産するとか聞くと 何を思いえがきますか?」と聞きます。 答えは99%、「痛い、苦しい、つらい、耐えられない、」など 否定的な言葉が出ます。 しかし中には「感動的、うれしい、赤ちゃんが可愛い」と 言ってくれる時もあるんです。 しかしかなりまれですが、、、、 私の講義の後に、お母さん達にお産の感想や、 子育ての感想を話してもらい、すべての生徒さんたちに赤ちゃんを 抱っこしてもらいます。 とても上手に抱っこする子もいますが、大半はこわごわ、 どうしていいかわからない、困ったどうしよう、、、 という感じです。 しかし、みんな赤ちゃんのぬくもりを感じ、匂いを嗅ぎ、抱きしめ、 命を体感すると言っても過言ではありません。 授業が終わることは、赤ちゃんの周りに「可愛い、かわいい、カワイイ」 と集まってきてくれます。 どんな講義よりも「性行為をすると、赤ちゃんができる」ということを 理解するには、赤ちゃんを抱っこすることなのだそうです。 実は《にんしんSOS東京》の相談の中に中学生や、 高校生からの相談も一定の割合であるのです。 小学生の時から、中学、高校と教育現場で、性教育、 命の事を学ぶ機会を1教科として組み込んでほしいと願っています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ B イベントのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽───────────────── 1)4月15日開催『両親学級産後篇』のお知らせ ─────────────────△ 産後ココロとカラダが大きく変化するママのサポートケアの お話を中心に、パパもふくめた家族みんなの産後の すごしかたをお話します。 ゲストにNPO法人マドレボニータの産後セルフケアインストラクター 吉田紫磨子さんと、夫の良雄さんご夫妻をお迎えします。 講義の後は楽健法をみなで実習…。 夫婦でスキンシップをはかり、 ココロとカラダのリラクゼーション法を 身につけてお帰りくださいね。 産後ケアに興味のある方の単身でのご参加も歓迎しています。 日 時:2018年4月15日(日) 10時00分〜12時30分 場 所:松が丘片山会館 中野区松が丘2-27-1 神社境内 参加費:ご夫婦3000円 お一人様の場合 2000円(お子様連れも可) 申込み:松が丘助産院にて (メールまたはFAX) ☆ メールフォーム https://matsugaoka-birth.com/mail/ ☆ 詳しいご案内はこちら (pdf) https://matsugaoka-birth.com/wp-content/themes/birth/images/20180415_parents.pdf ▽───────────────── 2)新緑の会のご案内 ─────────────────△ 公園の緑が鮮やかになる「みどりの日」に松が丘助産院恒例の 新緑の会を開催いたします。 松が丘でご出産したご家族、産後ショートステイを利用したご家族や、 そのお友達など、お誘い合わせの上ご参加ください。 日 時:2018年4月29日(日) 午前11時から、午後1時半ぐらいまで 場 所:哲学堂公園 中野通り側 広場 持ち物:敷物、お弁当、飲み物 申込み:お電話にて 03-5343-6071 ※雨天の場合は中止です。 ▽───────────────── 3)赤ちゃんごはんの会 ─────────────────△ 赤ちゃんにいつから何を食べさせたらいいのか、 離乳食のあげ方で悩んでいる方がたくさんいらっしゃいます。 今は離乳食とは言わず、補完食という言い方に代わっています。 WHOの指針に従ってお話しします。 またいつ頃までおっぱいを上げたら良いのか?などなど、 お母さんたちの疑問にお答えします。 妊婦さんから卒乳を考えている2歳ぐらいまでの赤ちゃんを お持ちの方が対象です。 育児支援者の方にも聞いてほしい内容です。 日 時:毎月第3水曜日 午前11時から ・次回は4月18日(水) 料 金:3,500円     ・お昼ごはん付 赤ちゃんも一緒に食べましょう。 申込み: お電話にて 03-5343-6071 ☆ 赤ちゃんごはんの会 https://matsugaoka-birth.com/care/#baby_gohan ▽───────────────── 4)産後ドゥーラになって、産後のお母さんを   サポートする役割を担いませんか? ─────────────────△ 手がひと段落したら、今度は産後のお母さんを サポートする側になっていただけませんか? 現在、各行政も産後のサポートに力を入れています。 産後ドゥーラは自分の時間にあわせた働き方が可能です。 小さいお子さんをお持ちの方々もたくさん活躍しています。 現在16期生を募集中です。 松が丘助産院で出産した方々、数名が素晴らしい活躍を してくださっています。 詳しくは下記の案内をご覧ください。 ☆ 産後ドゥーラ養成講座・第16期申込受付開始! https://www.doulajapan.com/koza-info/5889/ ☆ 産後ドゥーラってなに? https://www.doulajapan.com/howto-doula/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ C 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 皆様、3月のメルマガをお読みくださってありがとうございます。 毎月お届けしたいと思いながら、 なかなか頻繁に配信が出来ない現状、お許しください。 院長の宗は、このところ妊婦の皆さんに散歩を勧めているので、 健康のために朝歩いています。iPhoneに万歩計の機能がついていて、 1万歩を目指していますが、9000歩ぐらいの時が多いです。 たくさん歩いた日は1万5千歩行くときも、、、、 桜の季節でもあり、朝の散歩は本当に気持ちが良いものです。 せいぜい30、40分ですが、とてもリフレシュいたします。 また近くに住む孫娘と銭湯に行くのも大好きです。 銭湯に入ると身体がとっても温まり、ぐっすり眠れます。 2歳の孫娘もぐっすり眠れるとか、、、 皆さんに銭湯に行くことを是非お勧めいたします。 出来るだけ、毎月配信できるよう、努力いたします。 ではまた来月。 院長 宗 祥子 -------------------------------------- 配信停止は下記フォームより、 上の行の「解除する」を選んで操作して下さい。 http://ur0.pw/uiae ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 松が丘助産院 院長 宗祥子 matsugaoka-j@par.odn.ne.jp https://matsugaoka-birth.com/ →HPリニューアルしてURLが変わりました ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■